ネモニウムとは結局何なのか?金属?電磁波?海草?

ミステリアスアイランド

電灯に付いているコイルはネモニウムなのか

アクセル
アクセル

次は、ディズニーシーファンたちの間ではもはや共通認識になりつつある、このコイルがネモニウムだという事実について検証していきましょう。

ネモニウムと言えばこれを思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか?

オウムガイ
オウムガイ

ミステリアスアイランドにある一部の電灯にくっついてるやつだよね

アクセル
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その通りです。

実は意外なことに、このコイルがネモニウムだと示す資料は何もありません。

オウムガイ
オウムガイ

えー!?
じゃあこれネモニウムじゃないの!?

アクセル
アクセル

そう決めつけるのはまだ早いですよ。

次の写真をご覧ください。

ネモニウム製インダクタの断面図

アクセル
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先ほどから何度も登場しているドリルマシンに関するボードの1項目ですね。
この記述から、ドリルマシンの内部でネモニウム製のインダクタが使用されていることがわかります。

オウムガイ
オウムガイ

インダクタ?

アクセル
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インダクタとは、導線をぐるぐる巻いた素子のことです。一般的に「コイル」と呼ばれるものです。

オウムガイ
オウムガイ

コイルか!ネモニウムは金属なわけだから、コイルの素材として使われていても違和感はないね。

オウムガイ
オウムガイ

あれ?でもドリルマシンは蒸気機関だよね?ドリルマシンの車輪もドリルも蒸気機関パワーで動いているはず。

電気系統がないのにコイルをどこで使うんだ?

アクセル
アクセル

電気系統あると思いますよ。例えば操作室内を照らす照明は絶対必要でしょうし、もしかしたら地底を照らすライトが削岩機自体に取り付けられているかもしれません。

コイルはそういった照明周辺の電気系統に使用されているのではないでしょうか。

アクセル
アクセル

今回の記事の趣旨とはずれちゃうので、ドリルマシンについて深く考えるのはまた今度にしておきましょう。

オウムガイ
オウムガイ

そうだね。大事なのは、ネモニウムがコイルとしても使われているという事実だね。

アクセル
アクセル

そうなのです。ネモニウムをコイルとしても使用している事実があるならば、これらの電灯のコイルがネモニウム製である可能性は高くなります

アクセル
アクセル

ただ先ほども言いましたが、確証はないですよ。

「この電灯についてるコイルはネモニウム製です!」って書いてる資料はどこにもないのです。ですから「そういう可能性があるだけ」と考えておきましょう。

オウムガイ
オウムガイ

これに関しては明確に答えは出ないか…

電灯に付いているコイルの役割

アクセル
アクセル

コイルがネモニウム製であるかどうかは置いといて、そもそもなぜ照明にコイルがついているのか考えてみましょう。

オウムガイ
オウムガイ

無線送電のためって聞いたことがあるよ

アクセル
アクセル

それが有力ですよね。私もそれで辻褄が合うように思います。

軽く説明していきましょう。

アクセル
アクセル

ミステリアスアイランドの電灯には、有線電灯と無線電灯の2種類があると考える人が多く、僕もそのように考えています。

オウムガイ
オウムガイ

これは聞いたことあるね

アクセル
アクセル

これが本当だとすると、電磁誘導という現象を利用していると考えられます。

オウムガイ
オウムガイ

電磁誘導?
なんか中学で習ったような…

アクセル
アクセル

オウムガイくん中学校通ってたんですね。

電磁誘導を簡単に説明すると、「コイルの周りで磁力を変化させるとコイルに電流が流れる現象」のことです。

これとは逆に、「コイルに電流を流すことで磁力が発生する」という現象もあります。

オウムガイ
オウムガイ

なんだかややこしくなってきたなあ

アクセル
アクセル

そんなに難しく考えなくても大丈夫です。
要するに、コイルを経由すればワイヤレスに電力を伝えることができるのです。

スマホを台に置くだけで充電できる「ワイヤレス充電」とかも、この仕組みを利用しているんですよ。

オウムガイ
オウムガイ

なるほど!
つまりこのコイルで磁力をキャッチしているってことか!

アクセル
アクセル

ただ現在のところこの技術は、スマホのワイアレス充電のように極めて近距離でないと不可能です。

もしこの「無線電灯の設定」が事実なら、そんなすごい技術を実現しているネモ船長には改めて感服させられますね。

オウムガイ
オウムガイ

まあ天才科学者ネモ船長ならそれくらい余裕でしょ

コイルにネモニウムを使う理由

アクセル
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もしあのコイルが本当にネモニウムだとしたら、なぜネモニウムを使うのでしょう?

オウムガイ
オウムガイ

ネモニウムコイルを使うと、送電の効率が良いとか?

アクセル
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それはあり得ますね。確かにコイルの材質によって送電効率は変わります。ネモニウムはその効率が良い材質なのかもしれません。

オウムガイ
オウムガイ

あ!他には、単純に「ネモニウムが大量に余ってるから」とかもありそうじゃない?どうやらネモニウムは無尽蔵にあるらしいからね。

アクセル
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確かに、わざわざ鉄とか調達するよりは楽そうですね。

ネモニウムは空中を伝搬する?

アクセル
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さっきの無線送電の話に関連して、「ネモニウムが空中を伝搬して電灯に送られる」といった類の話もよく聞きます。

オウムガイ
オウムガイ

確かによく聞くけど…

ネモニウムが金属だと考えると、それが空を飛ぶとは考えにくいかな

アクセル
アクセル

そうですね。もしかしたら、先ほどの「コイルを使った無線送電の話」から発展して広まった噂なのかもしれません。

まとめ

アクセル
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以上、ネモニウムの正体について考えたことをまとめますと、

  • ネモニウムは、ネモ船長がどこかで発見した無尽蔵の金属
  • ネモニウムはドリルマシンの燃料として使われており、金属なので当然排気ガス等は出ない
  • おそらく貴金属
  • 無線電灯のコイル部分である可能性はあるが、それを裏付ける証拠はない
オウムガイ
オウムガイ

以上!

コメント

  1. アクセルアクセル より:

    初めましてツネさん!コメントありがとうございます。
    これ分かります…。私もずっと「あれなんなのかなあ…かっこいいなあ…」と気になってたやつです。

    あくまで私の完全な予想でしかないんですけど、それで良ければお話しさせて頂きますね。これは「誰に訊いた」とか「どこかに載ってた」という情報ではないので、戯言だと思って読んでください。

    ————
    まずあの門から出てきている煙は、「何らかの蒸気機関から排出される蒸気」なんじゃないかと思っています。「何らかの蒸気機関」というのは、きっと地底を掘るための削岩機です。そしてあの門は、あのトンネルのずっと奥で作業をしている削岩機から排出される蒸気をベースステーションへ逃す道の役割を担っているのではないでしょうか。
    どういうことかと言いますと…。削岩機で地底を開拓していくにも、削岩機から出る蒸気をそのまま垂れ流していては絶対に作業に支障が出ます。地上なら良いですがあそこは地底ですので。つまり地底のずっと奥で削岩作業をしながら、出てきた蒸気はどこか別のところへ逃す必要があります。そして蒸気を逃す場所としては、比較的広い空間であり地上と繋がっているベースステーションがうってつけな気がします。つまり、地底のいろんなところ(地底には「ステーション」と呼ばれる拠点が点在していて、もしかしたらそこにあるのかも)にベースステーションへ蒸気を流すための小さい道があって、それが全てあの門に繋がってるのではないでしょうか?
    —————-
    以上、長文でごめんなさい。

    • セージ・ツネ より:

      おお!ありがとうございます!
      予想ということを念頭においても、腑に落ちる説明感謝です!

  2. セージ・ツネ より:

    アクセルさん初めまして、いつも考察楽しく読んでおります。
    前に久しぶりにセンターに乗ったときに気になったのですが、
    出発の際に左手に見える石造りの門?のようなものは何の意図があって作られたのでしょうか?

    https://youtu.be/iEzlc1dkhEY
    この動画の2:07の部分に写っています。

    何やら煙のようなものが噴出しており、不思議な雰囲気を感じました。

    疑問に思い、コメントさせていただきました。
    よろしくお願いいたします。

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