アクアフォンについて

海底2万マイル

「海底2万マイル」では、潜水艇に乗りながら地上のネモ船長たちの声を聴くことができますね。

実は「AQUAPHONE(アクアフォン)」と呼ばれる水中専用の音声通信装置が使われているのです。

今回はこのアクアフォンについて解説します。

スピーキングステーション

地上から潜水艇へ音声連絡を送る場所が、スピーキングステーションです。

スピーキングステーションの上部には2つのメーターが設置されています。

左の「TRANSMISSION(伝送)」メーターは伝送信号の強さを示し、
右の「DISTANCE(距離)」メーターは地上と潜水艇の距離を示しているのでしょう。

伝送メカニズム

通信というと電波を飛ばすイメージがあるかもしれませんが、アクアフォンは違います。

アトラクション「海底2万マイル」の制作に携わったスコットシャーマンさんのwebサイトによると、

アクアフォンの仕組みは、人間の声を「水中を伝わる振動(つまり音波)」に変換し、それを潜水艇で受け取り、再変換して船内で放送している。

のだそうです。

つまり、一般的にイメージされるように信号を「電波」で飛ばすのではなく、信号を「音波」という形で飛ばす通信装置なのです。

この理由は、電波は水中を伝わりにくい一方、音波は水中を伝わりやすいからだと考えられます。
現代のリアルな潜水艦の通信にも、こういう理由で「音波通信」が採用されているらしいです。

アトランティスで聞こえる謎の音

アトラクションでは、ゲストの乗る小型潜水艇はクラーケンに襲われ、深海へと沈んでいってしまいます。
そして、ゲストは深海の都市アトランティスへと迷い込んでしまうのです。

そんな深海に沈んでも、アクアフォンの音声はしっかりと潜水艇内に放送されています。
アクアフォンの伝達範囲すごい。

さて、このシーンではアクアフォンに奇妙な音が混じって聞こえます。
何と言うか、「キュイーキュイー」みたいな…?

実はこの音、アトランティス人同士の特殊な会話なんです!


(c)scottshermandesign.com

アクアフォンは地上からの音波信号を受信し、それを再変換して放送しています。
きっとアトランティス人たちはイルカのように超音波で意思疎通を取り合っており、その音波がアクアフォンの受信装置に雑音として入り込んでしまっているのでしょう。

彼らは一体何を話しているのでしょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました