アトランティス大陸について

アトラクション「海底2万マイル」で、ゲストの乗る潜水艇はクラーケンに襲われ、海底深くへと沈んでいってしまいます。

その先でたどり着く場所こそが、今回紹介する伝説のアトランティス大陸です。


(c)scottshermandesign.com

キューラインでほのめかされるアトランティス大陸の存在

かつてミステリアスアイランドの近海で繁栄し、突然海底に沈んでしまったというアトランティス大陸の伝説。

ネモ船長はこの伝説に強い興味を持ち、多くの調査によって既にその存在を確信しています。

キューラインでは、アトランティス大陸の存在をほのめかす伏線が至る所に貼られています。

アトランティスに関する本

ネモ船長の研究室にはこんな本が置かれています。

タイトルはこうです。
「アトランティス 失われた大陸に関する科学的論文」

アトランティス文明のアミュレット

ネモ船長は海底調査で様々な人工物を発見してきました。

このアミュレット(お守り)もそんな発見物の1つです。

こう書かれています。

1872年に発見

謎のアトランティス文明のものだろうか?
これは私が探し求めているものに関係しているのか?

「私が探し求めているもの」とはアトランティス大陸のことですね。
このアミュレットはかつてのアトランティス大陸の遺品なのでしょうか?

ルシファーの海溝

ミステリアスアイランドの近海には、「ルシファーの海溝」と呼ばれる深い海溝があります。
※海溝とは、海底にある深い溝のこと。

この海溝は、ネモ船長の潜水艦でも調査ができていないほどのとんでもない深さがあります。
よって海溝の底に何があるのか、未だに謎のままです。

どうやらここでは不思議な現象が確認されているようです。
以下はネモ船長のお言葉。

ルシファーの海溝から奇妙で明るい光が発せられている。

この現象は火山活動で説明できるのだろうか?
このような光は今まで地球上で見たことがない。

言ってしまうとこれはアトランティスの光ですね^^

バショウカジキの化石

ネモ船長は海底でバショウカジキの化石を発見しました。

こう書かれています。

このバショウカジキの化石は、ルシファーの海溝にて深度2000メートルの地点で発見された。

今は絶滅したこのバショウカジキは、かつてアトランティスがあった海域に多く生息していたものだ。

かつてアトランティス大陸があった海域に多く生息していたというバショウカジキ。
その化石が「ルシファーの海溝」で発見されたということは…?

アトランティスの壺

ネモ船長の机には、特徴的な絵が描かれた壺が置いてあります。

これはネモ船長がルシファーの海溝で発見したものです。
つまりアトランティス文明の美術品かもしれません。

アトランティス大陸の地図

ネモ船長の机にはこんな地図が貼られています。

この地図にはこう書かれています。

ルシファーの海溝の底にある奇妙な大陸を、視覚分析と推測のみで地図に描いた。

この地図は、以前に海溝で発見した壺に描かれている大陸とほぼ同じ形になるはずだ。

私たちのもついかなる船でも、その深度まで潜航し、この発見の真実を確かめることはできない。

「前に海溝で発見した壺に描かれている大陸とほぼ同じ形になるはず」だって?
どれどれ。

ほんとに一致してますね。

実際に目にするアトランティス大陸の真実

キューラインの話はここまでです。

ここからは、アトラクションの内容に沿いながら、アトランティス大陸の真実について説明しましょう。

壁画

潜水艇がアトランティスに入り込むと、まず初めに数枚の壁画が目に付きます。

これらの壁画は、アトランティス大陸の歴史が描かれています。

まず1枚目は、かつてのアトランティスの繁栄(左)と崩壊(右)を描いたもの。


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かつて高度な文明を誇っていたアトランティス文明は、巨大地震と火山噴火によって崩壊の道を辿ります。

そしてこれは、地殻変動が起こり始めた前兆でした。
ここからアトランティス大陸は数百年かけてゆっくりと海底に沈んでいくことになります。

2枚目は、アトランティス大陸が沈んでいく途中の様子を描いた壁画。


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アトランティスを諦めきれず、都市を再建しようとする者たち。

アトランティスを諦め、船で別の地へ旅立つ者たち。

そして、海と共存して生活しようとする者たち。

壁画からは、「海と共存して生活しようとする者たち」が海中を泳ぎ、海草を収穫している様子がわかります。

そんな生活を数百年続けるうち、彼らの体に奇跡と言える変化が起こり始めます。
なんと、海中で生きるための能力が備わり始めたのです!

最後の壁画には、アトランティスが完全に海底に沈んだ様子が描かれています。


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海底に沈んでしまったアトランティスの都市から、海底に造り上げた新たな都市へと移動するアトランティス人たちの様子がわかります。

アトラクションでゲストが迷い込むのは、この「古い方」の遺跡です。
「新しい方」は遠くの方に見えるだけ。

ポセイドン像

潜水艇が遺跡を進むルートに、巨大な彫像のパーツが散らばっていることに気づいたでしょうか。
まず足、手、そして最後には顔。


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これはアトランティスで信仰されていた海の神ポセイドンの巨大彫像がバラバラになったものですね。

アトランティス人

遺跡を進んでいると、物陰から異様な人型の生物たちが顔を覗かせてきます。


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彼らは海中に適応したアトランティス人の子供。

ゲストを警戒しているというよりは、好奇心で覗いているように見えます。

終盤では大人も登場します。


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クリスタル

遺跡の中では、このような照明がいくつも確認できます。


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かごの中に不思議な光るクリスタルが入っていて、それが縄で地面に繋がれ水中に浮かんでいるようです。

実はこのクリスタルには、「水に浮かぶ」というなんとも不思議な性質もあるんですね。

さらに潜水艇が進んでいくと、広い空間に出ます。
ここには例のクリスタルの原石が生えています。


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海底で採れるこの不思議なクリスタルは、アトランティス人にとってはかなり重要なもののようです。

新しいアトランティスの街

潜水艇が遺跡を抜けると、遠くの方にアトランティスの新しい街が見えます。


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これら建物も例のクリスタルと同じ素材でできています。
つまり水中では浮かび上がるので、街全体は海底の地面から縄で繋がれています。

アトランティス人たちの会話

潜水艇でアトランティスを進んでいると、何とも言えない不思議な音が聞こえませんか?
文字で表現するなら、なんというか「キュイーキュイー」みたいな。

これはアトランティス人たちの会話の音が、船内のスピーカーから我々の耳に聞こえているもの。

アクアフォン(潜水艇専用の音声連絡装置)に、アトランティス人たちの特殊な会話が雑音として入り込んでしまっているんですね。

長くなってしまいましたが、以上です。

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コメント

  1. すず より:

    数々の記事を興味深く楽しく拝見させていただきました。
    アトランティスと聞いてピンときたことが1つ。映画「リトル・マーメイド」のトリトン王が治めている人魚の王国こそ「アトランティカ」です。少し調べたところ本当にアトランティカという大陸があったみたいですね。知らなかった!
    全く小説や映画の「海底二万里」について知識がないので分かりませんがなにか関係があるのではないかなと思いました。どちらの制作陣たちもアトランティカ大陸から名前を取ったのでしょうか。
    そして位置関係こそずれているもののディズニーシーでエリアが隣同士であることもうなずけます!
    またクリスタルの照明の後ろに人が見えますがトリトン王ではないかなと。頭の装飾と持っているやつ笑(トライデントです)がそっくりです。

    長文乱文失礼いたしました。

    • Axel より:

      すずさん、コメントありがとうございます!長文頂いてむしろ嬉しいです!

      アトランティス(アトランティカ)は、大昔から現在まで伝説として語り継がれる、海底に沈んでしまった大陸の名前のようです。この大陸が本当に存在するかどうか科学的に議論されることもあるのだとか。昔からいろんな小説などの作品に登場することが多く、小説の「海底二万里」がその代表的なものですね。ディズニー作品でも「アトランティス 失われた大陸」とか、すずさんがおっしゃった「リトルマーメイド」にも登場しています。

      そしてトリトン王っぽい人がいるんですか!隠れアリエルがいるとは良く聞くので(見つけたことはない)、そういうのがあってもおかしくないですよね!今度じっくり見てみます!